メンタルへラリ期と今の話
私は割とメンがヘラりやすいタイプだ。
バイオリズム的にというのが大きいのだろうが一ヶ月に一回はものすごく落ちる。
10代の頃の方がもっとエネルギーもあったので落ち方も勢いがあった。
ああ忌まわしきホルモン。
20代前半も割とメンタル急上昇急降下に振り回され、後半では本格的に自分をなんとかしなくてはと積極的に色んな本を読み治療に赴いた。
そんなガッツが実り現在ではかなり健やかに病んだりしている。
この「健やかに病む」という感覚が得られたところが自分としてはすごいのだ。
ここまでがんばってきたことは、誰より自分がよくわかっている。
そのことだけで、もう充分じゃないか。
誇っていい。
多少嫌悪していた性自認も、性的対象に対してもしっかりと自信が持てた。
私はまだ私自身を知るプロセスの最中にあるけれど、
少なくともこの現在においては確実に自分なりの恋愛をし、傷ついたり困ったりしながらも相手を大切にする喜びもちゃんと得ている。
何があっても評価や決めつけの言葉を投げつけることのない友人関係に囲まれ、困ったらその人たちを思い浮かべるだけで自分の力にできるような素晴らしい人間関係を築けている。
治療を受ける前は誰にも発見されないように細心の注意を払って日陰で生きていた。
ところが今ではまさかまさかのツイッターやブログ発信なんかまでしている。
自分の存在自体が恥ずかしいと思っていたあの頃からは信じられないことだ。
まさに奇跡的である。
誰かとつながりたいなと思ったら、ちゃんとその時間を自分自身で掴みとっている。
自分自身が欲しいと思った場所や時間を自分でつくろうとちゃんと行動している。
やった。私はついにやったんだ。
もう誰かに指示されながら「あなたはこうやって生きていくのがいいよ」なんて言葉に思考停止して従う弱い自分なんかじゃないんだ。
私はついにやったんだ。見たか!私をバカにした人たち!
私は私の手で、満足できる人生をしっかり選び取ったんだ!
世界にそう言って回りたいくらい、誇らしい気持ちだ。
今でも特に生理前なんかはかなりメンがヘラったりするけど、もう私は完璧主義は手放したんだ。だからヘラっても、それでいい。
どんなふうになってもそれが今の私。
経験は絶対に自分の中からいなくならないからきっと大丈夫。
好きなことをしたい、本当の気持ちとつながりたいって思えることが、すごいことなんだ。
人生はきっと、希望なんだ。
これからも、私の人生に希望がもっと有りますように。