nopole活動への想い②
前回からのつづきだよ!
学校の保健の授業では、先生から教わるから良い子で真面目な質問をしなくちゃいけなかった気がします。ちょっと堅苦しかったです。
「おしべとめしべが…」とか「精子が卵子に行き着くのは奇跡なんですよ」とかじゃなくて。
違う、先生そこじゃなーい!!
「先生!おっぱい触ったら女の子って本当に気持ちいいんですか!」「どこをどうやって触ったら二人で気持ちよくなれるんですか!」
「おパンティーみんなは見たくないの!?」
みたいなノリで、「実はそこんとこ、どうなの!?」
って話が、本当は聞きたい。そして、話したい。
「性に関しては奥ゆかしさとか恥じらいを持っていてほしい」という気持ちもわかるのだけど、それを言われると何もわからないのに質問もできなくなるなとも思ったのです。
真面目に調べても「よく知ってんね笑」などと笑われるのも悲しかった。
だって自分が傷つきたくないから安心のために調べたことなのに。
楽しみたいから知識を得ようと思ったのに。
こちらは無知でいなくちゃいけないのかな、その方がウケがいいんだろうな
と思うと、無知を装うしかなかったです。
そして、知らないフリをしているとたくさんの痛い思いをします。
勇気を出して「こうして欲しいな」って伝えると
「なんで知ってるの?笑」って聞かれる。
これ、結構つらいのです。知ってるって、そんなにあなたにとってなにかを刺激することですか。
自分のために調べたよ。その上で伝えたよ。
それはあなたにとって、嫌なことですか?
あなたが思うようにしたいですか?
もちろんそんな意味だけじゃなかったのかもしれないけど、少なくとも瞬時にそう思い込んでしまう程には「無知であること」「性に対しての意見を言ってはいけないこと」を知らない間に植え付けられていたように思います。
そうなると気持ちがシュンとなってしまい、途端にキュッと体が閉じるような気持ちになります。肌感覚の全てが。そこからは世間によく流通しているビデオのイメージのように声を出すだけになってしまいます。
そこにいるのは嘘の自分です。
ビデオを観て学習しただけの女優さんです。
二人の大切なコミュニケーションの時間なのに、こんな悲しい話があるでしょうか。
アツイ話だからからまだつづくよー