エッチのための覚え書き。
抱きたくなったら爪を切れ。
とにかくまずはそれに尽きる。
女の子に触れる時に気をつけるのは
傷つけない、痛い思いをさせない、安心・安全であることだ。
ウルヴァリンの逆をいこう。
これはもはや定説だが大切なので書いておくことにした。
泊まりのときは会う直前に爪を切ることをお勧めする。
一日半くらいすると割と伸びたなと感じられるので注意深く見ておきたい。
この記事は私のために自戒を込めて書いている。
もしもの時はドラッグストアで800円くらい出せば簡易爪切りを買うことができるので緊急時には「のど飴を買いたい」などと言ってドラッグストアへ行こう。
コンドームがない人はぜひここで買っておこう。
一緒にいる場合、目の前でそれらを買いにくいなと思ったら女の子にはコスメコーナーかシャンプーなどの適当なコーナーを見ててもらえればよいのでササっと買おう。
堂々と相手にそういったものを買いたいと言えるのもとても格好いいのでキャラに合わせてやりやすい方を選んで欲しい。
「女の子を前にしてから爪を切るなんてちょっと雰囲気的にアレじゃないか」とか「やましい気持ち満々に見えるじゃん」とかそういうことは一切考えなくてよい。
大切な人の体を傷つけて痛い思いをさせたいのか、それとも束の間のエチケットにあたる時間をとるのか。この場合の答えなんか明白である。
堂々と、かつ爽やかに目の前でパチパチ切りながら自信たっぷりに「目の前にこんな可愛い子がいて僕はとても君に触れたい。もし君の気持ちがそれを受け入れてくれた時には決して傷つけたくない。これはエチケットだよ」などと真っ直ぐに目を見てスラスラ暗唱するように言おう。間違いはないのだから。
爪の短さよりも極力なめらかに整えておくことの方がもしかしたら大切かもしれない。
長さの目安は深爪すぎるくらいでもよいが、手のひら側からみて指先の輪郭よりも爪がでていないことが理想だ。
あとは自分の首筋に爪を立ててみよう。そこで「硬い」と思ったら調整してほしい。
そして爪切りについてる部分のもので構わないのでヤスリでフォルムを滑らかに丸くしよう。爪切りで切った矢先は鋭利な部分が残るので角を残さないよう慎重にヤスリをかけたい。
体のどこでも、女の子に触れる際には絶対に指の腹の一番ふっくらした部分で触れたいところ。
指のてっぺんから突き刺したり勢いよく一気に触ったりしては絶対にいけない。絶対にだぞ。
おい、もう一回よく読め。
一気にいくなよ。
イメージはマウスクリックだ。AVはファンタジー。同人誌もファンタジー。
現実の女の子にはあれを絶対にやるな。
わかったか。
マウスクリック、一定のリズムと動きを意識しろ。ここがとても難しいからすっ飛ばしたくなるのは禿げ上がるほど理解するがしょっぱなから激しい抜き差しは絶対に厳禁だ。
各位、繰り返す。
勢いよく抜き差しを繰り返すのは厳禁。
そこで声を出す子がいたら痛がってるか雰囲気に付き合ってくれてるだけだ。
あとは女の子のお願いを待て。それまでは弱すぎるほど弱くいけ。最初のモードは常に微弱だ。
これじゃ物足りないんじゃないか、とかは考えるな。物足りないかどうかは自然と女の子から発信してくれるのをひたすら待て。もしそこがどうしても不安で集中できないなら聞け。
「どうしたら気持ちいいか」を聞け。
「このテクどう?」みたいなことは絶対に聞くな。「相手の女の子が気持ちいいことは何か」をぜひとも聞いてほしい。それに応えたい。でもすごく難しい、わかるぞ。とにかく、
必要なのは安心感と開放感だ。
女の子からのリクエストをひたすら待ちたい。
一個でも引き出せたらとにかく感謝しろ。だが熱くなるなよ。
ここからが難しいところだからな。
己の理性と欲求と女の子の感じ方の総合的なコミュニケーションだ。
うまくいってるなんて思うなよ。女の子の演技なんて容易いぞ。
繰り返すがこれは自戒を込めて書いている。
自分のための覚書だ。
いつもPDCAを繰り返せ。
PDCAがわからなかったらこういうときこそググれ。エッチ以外でも使える単語だからな。
ガシガシやるな!
エッチは気持ちのコミュニケーションだ。
相手に触れられる幸せを感じよう。
きっとただふわっと抱き合っていればそれだけで幸せ、ということもあるから。
今晩はまた酷く妄想シミュレーションをして長文を書いてしまった。自分に向けて書いた面が多いのだが、それにしても偉そうだ。
そこは反省している。熱くなってすまなかった。
ではおやすみ諸君。