nopole活動への想い
前回は、急に私の体験として具体的な恋愛記事を出したかもしれません。
ここには理由があります。
私は現在、nopole(ノーポール)というセクシャルウェルネスブランドの活動に関わっています。
この活動の代表のモリタジュンタロウさんの発信はこれまでの私の色々な観点を変えてくれました。
私がFTMである方とお付き合いしていたのは事実ですが、その前から私自身、性について悶々と考える期間がありました。
例えば10年前、いや5年前でもいい。
「女性が女性を好きになる」と検索窓に打って調べても出てくるのは
「レズビアン 禁断の花園!教師と生徒のアヤシイ関係❤︎」などと赤文字でドロドロしたフォントのタイトルでした。
艶めかしいメガネ女性のスッポンポン(なぜか教壇の上で鞭を持っていたり)などのエロビデオ画像くらいしか情報はなく、よりディープな掲示板にいかなければ「リアルな当事者の声」は発見できませんでした。
自分の恥ずかしいと思う部分について、本当はこれでいいのだと信じたいから情報が知りたい。なのに、教科書にも雑誌にも恋愛ハウツー本にも、どこにも自分の例が載っていない。
思春期の一般的な生活をする子どもがコアなアダルトな雑誌を売るお店に行けるはずもない。
これは私に限らず、性に悩む全ての人が言えるのではないでしょうか。
いわゆる「セクシャルマイノリティ」とかそういうカテゴリーに限らず「全ての人」に言えることだと思います。
モリタジュンタロウさんの動画を初めて発見したのは実は何年か前です。検索に検索を重ねた結果に行き着いた気がします。
一言で感想をいうと「楽しい!」でした。
そのあとに色んな感情が湧き出てきました。
この方は性を「楽しい!」にしよう、と「楽しんでいるんだ」と感じられたからです。
私が求めているのはそこなのでした。
深刻になると、もしかしたらかなり病む。同じような人、きっとどこかにいるよね?いや、きっと誰もがこんな風に楽しんで性のどんなことでも、自分のもつ話題を楽しんで知ってみたいんじゃないかな?と。
できたら一緒に楽しみたいな。そんな気持ちをいつも持っていました。
次の記事につづくよ