満月、動物になる
今日は満月らしい。
気が満ちすぎたのか、色々な面で消費が激しいようで体力も気力もパワーダウンしている。
それまで精力的にやっていた色々を褒めているところ。
よくがんばった。おつかれ、私。
さて、あまりそういう方面には明るくないのだが満月で満ちたエネルギーというのは動物的にかなり影響力があると思う。
Netflixでありとあらゆる動物ドキュメンタリーを貪るように観ていた時期があったのだが、あれは毎度感嘆の声が出る。
月明かりが多いほど単純に草原が照らされる面積が多くなるため、満月に向け月の動きと共に夜行性の肉食動物の行動力は大きく変化する。
月がサバンナを一斉に照らす夜は絶好の狩りのチャンスだ。
その危険性を敏感に察知して草食動物も一挙に動き出す。
捕食をするため、されないための瞬発力、
身を守るための危機感知、
繁殖するための鳴き声、
テリトリーを荒らされないための唸り声。
ありとあらゆる「直感」が最高潮に達するのが満月なのだなと思っている。
本能によって動かされる夜だ。
神秘だなぁ…!かっこいい。美しい。
今日は疲労もあってか、私はただひたすら動物になりたい。
ちっぽけな知性をどこかに置いてきたい気分。
色々思考することに疲れちゃった!
というわけで、人間らしからぬグダグダした週末を送ろうと思う。
冷凍庫は足で閉めちゃうし、ペットボトルのラベルは外して捨てるのがめんどくさいから飲みかけのまましばらく机に放置しちゃおう。
めんどくさいから麺類ばっかり食べちゃうし、フライパンもお皿も洗いたくない。
洗濯物も畳まない。
動物は、そんなことしなーい!
でも悲しいかな、私はどう足掻いても人間だ。
後始末をするのは自分と決まっている。
そこを考えると、ペットボトルを捨てるのと洗い物だけはやろうかな。
優先順位は臭い出すものからだ。
ブログを書きながら「めんどくせー」と何度もひとりごと言ってる。
テンションブチ上げ系ミュージックで乗り切りながら、その勢いで執着しやすい過去の思い出の品も一緒に手放そう。
そう決めた、ぬるい夏の満月の夜だ。