生理ってマジでメンタルやられるよねって話
昨日の夜、ひどい頭痛がしていた。
ガンガンと鐘を鳴らされるように辛かった。
ここのところ何日かは腰痛も酷かった。
全身がこわばってしまったかのようだ。
お風呂に入ってストレッチをしてもよくならない。
比例するように段々と気持ちも閉じていった。
遂に昨夜、こうなったらテコでも開かないぞ、と言わんばかりに、心が貝のようにかたく閉じた。
発声することさえ怠くなったので早く就寝しようと思い、ただ静かに目をつぶっていたかったのだが唐突に体の緊張をやわらげたくなって、夜の10時過ぎに自分にしては珍しくお酒を飲んだ。
私は飲酒の習慣がない。
人と集まる時もビールのグラスの半分以上飲めたらそれでいい方である。
そんなわけで家では滅多に飲まないのだが、昨日の私は何やらどうしても筋肉をゆるめる作用が欲しかったようだ。
緊急時に備えてある、いつまでも開けられることのないお酒の缶の出番がやってきた。
備えあれば憂いなし、である。
結果的に、いつもはやらないようなことを試してみるのもアリだなと思った。
今朝の目覚めはかなり好調で、我ながらいい寝坊具合だなと思った。
頭痛もほとんどなく、だいぶよくなっていた。
気持ちもかなり開かれた感じがして色々なことに取り組めた。
同時に人と交流したい欲求が湧水のように噴出し、それは色んな方面において概ね叶えられた。
ある人とおおいに笑って話して過ごし、あまりに楽しすぎて最後はトイレに行くのも我慢していたのだが最後はやや焦り気味に「しっこ!」と言って会話を終了した。
急行、お便所行きといった感じである。
慌ててトイレに駆け込み一息ついて、生理がきたことを知った。
「あーーーー、コレじゃん!」と思わず声をあげた。ここ数日の色々な自分の状況やその時の感情が一気に思い返された。
低容量ピルを服用中であること、
その他の時期的、あるいは体調的なさまざまな事情を鑑みるといくつかの疑問符は残るが、この感じは明らかに生理の出血である。
どうりでここ何日か急におセンチな気持ちが度を越したり塞ぎ込みたくなる時間が増えてたわけだ。
わかってよかった。
わかると途端にちょっと笑えてくるほどのエピソードもあるものだ。
感情に起伏があることを過剰に気にすることはない、落ち込んだりイライラしたらダメってことはない。その時の自分が、ただそのように在っただけなのだ。自分は全然大丈夫だったんだ。
そう思えた。
どうにもならない頭痛と腰痛もほぼここから来ていたヤツだな…と納得した。
たいへんだったね。昨晩の自分よ、色んなアイディアでよくぞ乗り切りましたね。
精神的にピルに頼り過ぎて今回はちょっとここら辺のゾーンの過ごし方を油断してたかもしれない。
服用を忘れた日はないのだが、こんな状態になることもちゃんとメモしておこうと思う。
次回、ピルを処方してくれる先生によく伝えよう。
だいたいにおいて色んなことは「そういうふうにできている」のだと思う。
できることは自分のケアだと思ったので今晩もほかほかすることを第一に、栄養をよくとって好きなことをし、充分に自分を満足させてあげようと思う。