間違えたままのこと
なんでかわからないけど、エレベーターとエスカレーターの違いがいつもわからない。
小さい頃からそうだ。
「あれ、どっちだっけ?階段の方」とか言いながら相手がそれは「エレベーターだよ」と教えてくれる。今書いているこれすら合っているかわからない。たぶん大丈夫なはずだ。
状況によって人は変わるがいつも人に確認して話している。
それでも未だに覚えられない。
昔から「箱の方…エレ…エスカレー、ター?」とか確認して相手の顔色を伺って覚えないまま話を進行してしまう。
大人になったら覚えられるのかなと思いつつこの年齢まできたが、やはりだめだ。
覚えようとしてないわけじゃないがアウトプットする前にいつも混乱する。
前回のブログにそれがありありと表れているのがすごい。むしろエスカレーター、と一発めに書いている。すごい。
残りはすべてエレベーターで書いているので我ながら快挙だ。いつもはもっと混在する。
これでここまで生きてこれたのだから、なんだかこれからもやっていける気がする。
それじゃいけないのかもしれないが、割と伝わるもんだなぁと感心したり、寛容に接してくれる人ばかりなので周囲の優しさに心底ありがたさを感じている日々だ。
昨日そこに気づいた人はどれくらいいるんだろう。みんなそんな気にしないものなのか、それともただ黙っていてくれているのか。
箱の方、階段の方、という言い回しが私は覚えやすい。
英語で発音するときにはエレベーターのアクセントは最初の「エ」につくのだと小学生のときのどなたかの先生が仰ったのでそれは覚えている。しかしそれが箱の方か階段の方かはわからない。
同じような感覚で、左右も未だによくわからないので“私にとって”、「お箸を持つ方」「お茶碗を持つ方」と小さい頃から覚えているがいつもわからなくなる。
というわけで、ドジを記録したつもりがさらにドジを露呈した記録として前回の記事は間違いをわざと訂正せずにおきます。